コロナウイルスのパンデミックが起きて、アフターコロナやウイズコロナという言葉に象徴されるように生活が大きく変わったという方が沢山いらっしゃいます。
また、自粛や不要不急の外出を避けているうちに、一日の大半を自宅で過ごす事が増え、外出できない中でストレスが溜まる一方だという人も多くいると思います。
5月25日に緊急事態宣言は解除されましたが、6月に入っても都市部を中心に新規感染者は発生し続けています。
このままだとコロナの第二波が来る可能性も非常に高い様子。
そうすると、また家にじっと閉じこもってストレスを抱える日々に逆戻りになるかも・・・なんて事を考えると嫌になってしまいますよね。
そこで今回は精神科が勧めるコロナ禍でのストレス解消法について、ご紹介します。
コロナ禍でオススメするストレス解消法、それはズバリ「読書」です。
読書の心理学的なメリットは何かというと、
1.ストレス値が低くなる
2.リラックス効果が強い(なんとテレビや雑誌よりも!)
3.より良い睡眠に導いてくれる
4.寂しさ、孤独感を和らげてくれる
5.世界の見え方が変わる
です!
家にいる時間が増えたことで、持て余す時間も増えたと思います。
せっかくなのでこの機会にゆったりと本を読んでみるのはいかがでしょうか。
ちなみに鬱の兆しは
・日常に喜びを感じなくなる
・大幅に体重が減る、もしくは増える
・眠れない、もしくは寝過ぎてしまう
・つまらなかったり、過度に罪悪感がある
・死や自殺のことをよく考えてしまう
です。
実際に鬱なのかどうかに関わらず、気になる方は精神科・心療内科にご相談ください。
もちろん当院でもご相談お待ちしております。
参考文献:
アメリカ心理学会(2020) Psychological impact of COVID-19
https://www.apa.org/topics/covid-19/psychological-impact
Josie Billington(2015)Reading Between the Lines:the Benefits of Reading for Pleasure